被写体まで30センチにおける 
絞り値の違いによる背景のボケ味の変化
 
見方の注意点 
絞り値は「F」で表現します(例 F2.8) 
その下の数字はシャッタースピードです(例 1/400) 
C-2000ZOOM では設定を「絞り優先モード」にして撮影しています 
光量の多い場合は減光フィルターを使用(NDと併記) 
C1400Lの場合は絞りを減光フィルターで変化させています(NDと併記) 
画像をクリックするとVGAサイズにした物を表示します 
ホワイトバランスはともにAUTOです 
カメラはマクロモードにしています 
被写体はごく普通のチューリップ | 
  
     
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F2.8 
1/228 
ND 4x 
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F5.6 
1/268 
 
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    C1400Lで撮影 
広角(35mmフィルム換算35mm)
いつもの様にC1400Lの絞りはNDフィルターで切り替えています 
このカメラの場合、広角側ではF2.8とF5.6の2値があります 
見ると、やはりF2.8の開放値の方が背景のボケが出てています 
しかしながらボケただけであって、ボケ味とまでは行きません 
F5.6ではパンフォーカスになってしまっています 
 
 
 
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F2.8 
1/500 
ND 4x 
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F5.6 
1/500 
 
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    C2000ZOOMで撮影 
広角(35mmフィルム換算35mm)
 
最初にボケ味とは関係無いのですが、ホワイトバランスはどちらもAUTOにしている為か 
カメラの違いによって随分発色に差が出ていますね 
こちらのカメラの方が自然な色です 
 
C1400LはCCDが2/3インチ 
C2000ZOOMは1/2インチ 
この違いの為と思われますが、C2000ZOOMではF2.8でも背景のボケ味は出ず 
パンフォーカスになってしまっています 
やはり銀塩並みにするにはCCDの大型化も必要になって来ますね 
 
 
なおこの撮影サンプルの場合は絞り開放でシャッタースピードが 
範囲外になってしまった為、 
減光(ND)フィルターを併用しています 
 
 
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F3.9 
1/299 
ND 4x 
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F7.8 
1/327 
 
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    C1400Lで撮影 
望遠(35mmフィルム換算110mm)
 
光学3倍ズームしてみました 
望遠側での絞り開放値はF3.9 
この場合、背景は奇麗なボケ味が出ています 
それでもF7.8の場合はパンフォーカス 
C1400シリーズの場合、絞りはカメラまかせになってますが、 
こんなに違いが出るので絞り優先AEは欲しかったですね 
って言いながら、私の考えたNDフィルターを使った撮影では 
この様に絞り優先AEが可能になるので是非とも実践で活用してください 
方法は以前のレポートに書いてあります 
 
 
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F2.8 
1/800 
ND 4x 
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F5.6 
1/800 
 
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    C2000ZOOMで撮影 
望遠(35mmフィルム換算105mm)
絞りを開放値にしています 
C1400Lと比べて望遠寄りでの開放F値が大きいのに 
ボケ味はC2000ZOOMが一歩劣ります 
発色はこのカメラの方がGOODなのだ 
 
 
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F3.6 
1/500 
ND 4x 
 
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F8.0 
1/400 
 
 
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    C2000ZOOMで撮影 
望遠(35mmフィルム換算105mm)
C1400Lと同じ絞り値にしています C2000ZOOMは絞り優先AEが出来て便利なのだ 
F値通りの変化になってますね 
 
 
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