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宝石撮影術
リングストロボの活用

インターネットのウェブショップを始めた方から、宝石や小物をデジタルカメラで撮影しているが、どうしてもうまく撮影できないと言った質問が良くあります。デジタルカメラは簡単にパソコンに取り込める便利な機器ではありますが、「写真」は機材が無ければ撮影できないシーンも多々あり、綺麗にジュエリーを撮影するには、それなりの能力を持ったデジタルカメラと撮影機器を用意する必要があります。ここでは東芝ＡｌｌｅｇｒｅｔｔｏＭ７０とリングストロボを使って宝石を撮る事にしてみます。 最初の回はどんな機材が必要かを簡単に書いておきます。 ＡｌｌｅｇｒｅｔｔｏＭ７０にリングストロボを取り付けるレポートは以前行っています。詳しくはこちらのページをご覧ください。リングストロボを取り付けた後、宝石のような小物の撮影にはクローズアップレンズが必要になります。私が使っているタイプのリングストロボにはW-Wing SOFTの「Wing Macro　WM-52」を使います。これはなかなか良い組み合わせで、お勧めの一品ですが、セットで揃えるととても高価になるのが難点でしょうか。Wing Macro　WM-52の本来の使い道は歯医者さんの現場です。歯医者さん以外はサポート外ですが、興味のある方はこちらのページをご覧ください。 「Wing Macro　WM-52」 クローズアップレンズと、 ＮＤフィルターが組み込まれている。 このWing Macro　WM-52をリングストロボに取り付けます。 装着前 装着後 ストロボの部分を面積で半分程度多いかぶせられるのがポイントで、これによりマクロ撮影時の光量を抑える効果を出しています。すべてを装着した様子が下記の写真。 セット全景 かなり重装備ですが、これによってジュエリーを撮る準備ができました。 実際の撮影例はこちらのページです。

2001年4月17日